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Hieroglyphics
アメリカツアー・レポート
Hieroglyphics

クリエイティブな環境の湾岸エリアに根ざした《ハイエログリフィクス》はアンダーグラウンドなヒップホップ・カルチャーに強烈な印象を持って現れた。“デル・ザ・ファンキー・ホモサピエン”、“カジュアル”、“ペップ・ラブ”、“ドミノ”に“ソウルズ・オブ・ミスチーフ”というグループを含めたこのクルーは集団として、そして個人としてもそのキャリアを高めていきCDのセールスは過去にアンダーグラウンドでリリースしたテープやアナログを数えずとも総数にして楽に300万枚を超えている。
“デル”が音楽シーンへのデビューを果たした
91年にリリースした今やクラシックとして名高いアルバム『I Wish My Brother George Was Here』(Elektra)は当時、革新的なヒップホップとして話題をさらい、その後93年にリリースされた“デル”の『No Need For Alarm』(Elektra)を始め、ソウルズのデビュー・アルバム『'93 til infinity(Jive)94年リリースとなったカジュアルの『フィアー・イットセルフ』(Jive)、ソウルズの2nd アルバム『No Man's Land(Jive)とメジャー・レーベルを介してのハイエロからのリリースは続いた。
そうして
1997年、十分な知識と視野を兼ね備えハイエログリフィクスは独立しインディー・レーベルとしての《ハイエロ・インペリアム》を設立。直後、ハイエロ・クルーが総集結したアルバム『Third Eye Vision』をリリースし、トレードマークとなっている(三つ目)のロゴを掲げ、賞を受賞した事もあるウェブ・サイト『www.hieroglyphics.com』でのCDやグッズの販売を強化する。

ハイエロ・インペリアムの成功に伴い、更に音楽の歴史を塗り替えるべく
2002年にヒップホップとして新しい試みであるDVDの表面に映像を入れ、そのサウンドトラックを裏面に入れた一枚で二枚組という形態でのアルバム『One Big Trip』を発表する。このアルバムではハイエロのアーティスト全員が参加した他、“ダイレイテッド・ピープルズ”、“ジョージ・クリントン”、“ジュラシック5”、“ゴリラズ”、そして“デルトロン3030”としても知られる“ダン・ジ・オートメーター”(ダン中村)をフィーチャーしている。
2003年が訪れ、新たなる波がハイエロから生まれる事となった。ハイエロ・クルーの集まるライブ・ツアー『Hiero2』では、次世代を担う若手のアーティストをフィーチャーした新しいプロジェクトとしてソウル・シンガー“ゴアペル”とヒップホップ・アーティストの“ジー・マン”と“アンコール”を紹介する事となった。
2004年になってもハイエロの勢いは止まらず『Third Eye Vision』の続編としてのレーベル・コンピ『Full Circle』と“ソウルズ・オブ・ミスチーフ”の“タジェイ”によるソロ・アルバム『Power Movement』をリリース。他にも“カジュアル”による『Smash Rockwell』、“ペップ・ラブ”の『Reconstruction』、“デル”待望の新作『Eleventh Hour』のCD及びDVD等、多くのリリースも予定している。またハイエロ・インペリアムのマルチメディアな部分を押し出し今年47か所もの場所にて行っていた《フル・サークル・ツアー》をDVD化しリリースする事が決定した。
第三(心)の目を開けば“リアル”なモノが見えるはず!!
DISCOGRAPHY
Full Circle Tour (CD+DVD)
"Full Circle Tour" (CD+DVD)
「このCD/DVDは全米47ヶ所で行ったツアーを記録したものなんだけど、ハイエロのクルーや、アンコール、Zマンなども参加してるんだ。ライヴだけじゃなくて舞台裏で遊んだり口論してる映像も入ってる(笑)。オーディオCDにはライヴ音源や、新曲も2つ入ってるから楽しみにしてくれ」レーベルボス・ドミノ
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