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"THE WILD DAYZ" photo by Beezer
“永遠に残る歴史の証” ブリストル伝説はここから始まった!
定価:本体4,300円(税別)140ページ
装丁:Kazuki Kuraishi (Two 7's Clash) ロゴ・デザイン:TET((W)TAPS)
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全世界のクラブ・ミュージック・シーンをリードし続ける "Massive Attack" の前身="The Wild Bunch"!
80年代中盤、時代がパンクやニューウェイブ、そしてレゲエを飲み込んで、ヒップ・ホップという新しい形のムーブメントを吐き出した時、その中心にいたのが、ブリストル発伝説のDJ/サウンド・システム・ユニット
"The Wild Bunch"である。当時から誰よりも凄い選曲、そしてスクラッチやミックスのテクニックを持ったDJ Milo&Nellee
Hooper、レゲエやダブのコレクターであったDaddy G、そしてグラフィティ・アーティストであった3Dらそうそうたるメンバーが参加し表現したこのユニット。あまりにも先鋭的だったその音楽観そして彼らの活動は、20年近く経った今でもミュージック・シーンに絶大な影響を及ぼしている。
そのシーンが隆盛し形成されつつあった時期、同じ場所で同じ時代を生きてきたブリストル出身のカメラマンBeezerがレンズに収めた数々の写真を1冊の本にまとめたのが、この『THE
WILD DAYZ』。当時の記録として重要なドキュメンタリーであるだけでなく、現在のクラブ・シーンへとつながる大きな流れを刻印した歴史の証明がここにはある!
Massive Attackの3D、そして伝説のグループThe Pop GroupのMark Stewartらの全面協力により、彼らが当時を語ったスペシャルなコメントも掲載。
音楽やファッションをすべて巻き込んだシーンが生まれる瞬間の衝撃や情熱、そして、それをとりまく友情がここにはある。そんな貴重な瞬間が収められた作品であり、写真の1枚1枚、そしてこの本の1ページ1ページにそのメッセージが込められている。 |
80年代中〜後期におけるブリストル・シーンの、写真による記録。The Wild Bunchのような面々によって行われていたローカル・パーティーが音楽の世界の様相を変えることになろうとは、だれも思っていなかった。世界トップクラスのアーティストであるMassive
AttackやTricky、トップ・プロデューサーであるNellee Hooperなどを生み、まったくの新しいジャンルを作り出し、そして、ニューヨークやロンドンなどに加えて、ブリストルという街の名を世界地図に刻み付けた。この時代の僕の作品集が、僕たちがどのように生きて、どのようにパーティーを楽しんでいたかを多くの人に伝えられるものになればいいと思っている。当時、だれもがDJになりたがっていた。でも、僕は写真を撮ることができればハッピーだったのだ。 Beezer |
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