東京のクラブを代表する大人気イベント "groundrhythm" (@AIR)の5周年を記念してレジデントDJ 井上薫が贈る最新クラブミックス
伝説のミックスCD "grouhdrhythm"がここに復活!
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2001年に発表した、井上薫による伝説のミックスCD "groundrhythm"。CD発売後もそのタイトルを冠にして続けられてきたクラブイベント"groundrhythm"の5周年を記念して、2006年バージョンの最新ミックスを収録したパート2の登場です。
今、東京で最も人気のあるイベント"groundrhythm"が始まったのが、2001年12月。5年に渡り東京の夜を熱く盛り上げてきたこの人気イベントのアニバーサリーに合わせて、フロアと完全連動した盛り上がりを見せる作品となっています。
そして、最もクロスオーバーなDJとして知られる井上薫。全国のクラブは勿論のこと、朝霧JAMやメタモルフォーゼをはじめとする野外フェスでも圧倒的人気を誇り、今や東京を代表するDJとして、幅広いジャンルの音楽ファンからその選曲の美に定評があります。
ハウス、アフロ、ジャズ、ラテン、ブラジリアンなど、あらゆる音楽ジャンルをミックスさせる彼のDJスタイルは、
いわゆる「TOKYO」スタイルとしてその位置づけを明確に確立することになりました。 |
<収録曲紹介>
01. Yelli1 : Baka Forest People of Southeast Cameroon
02. Hypnotica (Darshanq Dholak dub) : Transcendental Love Machine
03. Voila Voila (Lion Rock Orchestral Dub) : Racid Taha
04. For the People, By the People : Ron Basejam
05. To and Flo : Ray Mang
06. Open Your Soul (Music Box mix) : Atlantic Conveyor feat. Habibur Romman
07. New Day (Welljam mix) : Jazzva
08. Nahwia (Nah Nah mix) : Baka Beyond
09. Hut of Fun : Ray Lema
10. Keep On (Uzhaan Beats) : Kaoru Inoue
11. Liberation (Instrumental) : Chari Chari
12. Obatala (Sacred Rhythm Version) : Mental Remedy
13. Strings of Life (Tigerstripes remix) : Chieko Kinbara
14. Balearic Field : Jebski & Yogurt
15. The Samurai Theme (Dub) : Shinichi Osawa
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2005〜2006年には、KAORU INOUE名義で、フロアよりのアルバム「The Dancer」と、ヨガをベースにしたチルアウトミュージック・アルバム「Slow Motion」を発表し、
プロデューサーとしての手腕をシーンにまざまざと見せつけた井上薫が、2004年の大ヒットMIX CD シリーズ 「ageHa vol.05 mixed by Kaoru Inoue」以降実に2年振りに世に問う、
2006年バージョンの"groundrhythm 2"で、さらにシーンの牽引を目指す井上薫の新たな挑戦は、常に「最新のTOKYO CLUB MUSIC」の指針を示す重要作品になるでしょう。
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<Kaoru Inoue本人による曲解説>
01.Baka Forest People of Southeast Cameroon - Yelli1
中央アフリカの森の先住民、バカ・ピグミー族のチャント。鳥の声を模したような、ヨーデルを土臭くしたような、メロディのリフレインが密林の奥深くへと意識を誘う。
02.Transcendental Love Machine - Hypnotica (Darshanq Dholak dub)
ホーミーやガムランのサンプリングで幕を明けるエキゾ・トラック。サンプル・ネタからするとアジア〜中近東風だが、全体としてなんだかどこでもないエキゾティシズムとユルいダンスを提供している。
03.Racid Taha - Voila Voila (Lion Rock Orchestral Dub)
前に同じく、中近東風のパーカッションが鳴り響くが、ベリー・ダンスというよりはドラマティックなアンビエントのようである。オリジナルはアルジェリア系の有名なシンガー。
04.Ron Basejam - For the People, By the People
人民による人民のためのメロウなディスコ。メッセージではなく、このように音楽に乗って投げかけるシンプルな言葉のリフレインが好きです。朝方によくかけている曲。
05.Ray Mang - To and Flo
スティールパンやパーティ声が入り込んでカリビアンな享楽気分を煽るが、どこか陰りのあるファンク。落日の楽園、のようなイメージ。
06.Atlantic Conveyor feat. Habibur Romman - Open Your Soul (Music Box mix)
最近入手したもので、先の「For the People, By the People」にどこか似ている。こちらは「魂を解放しろ」というシンプルなメッセージ。
07.Jazzva - New Day (Welljam mix)
新たな今日の出発を祝福する多幸感トラック。
08.Baka Beyond - Nahwia (Nah Nah mix)
正にワールド・ミュージックなグループのエレクトロ風リミックス。冒頭の密林音にリンクしていくような虫の音が響き渡る。
09.Ray Lema - Hut of Fun
中央アフリカ〜確か旧ザイール出身のシンガー。メジャー・デビュー盤収録の曲ということもあり、こういう人には珍しいアフロ・エレクトロ風。
10.Kaoru Inoue - Keep On (Uzhaan Beats)
2005年リリースの「The Dancer」収録曲のヴァージョン。多方面な活躍で知られるタブラ奏者Uzhaanのタブラ・ビートが前面に聴ける。
11.Chari Chari - Liberation (Instrumental)
2002年リリースのchari chariセカンド・アルバム「In Time」収録曲のインスト・ヴァージョン。ビートはブラジリアンでシンセサイザーがサイケ曼荼羅。
12.Mental Remedy - Obatala (Sacred Rhythm Version)
Joe Claussellのレーベルから。長いパーカッション+チャントを経てイーブン・キックが入って来るが、ハウス云々を完璧に逸脱している。オバタラは西アフリカのヨルバ族の神話に登場する神で、それがキューバ経由で今でもこのように、音楽と共に語り継がれているようだ。
13.Chieko Kinbara - Strings of Life (Tigerstripes remix)
デリック・メイ作のクラシックスを日本が誇るヴァイオリニストがカヴァー、そのリミックス・ヴァージョンでは雄叫びがダンスフロアを煽り、汗を滴らせる。
14.Jebski & Yogurt - Balearic Field
漆黒から煌めきへ、めくるめくように上がっていく国内アーティストの曲。空間を押し広げるような解放感をあらゆる場所に投げかける。
15.Shinichi Osawa - The Samurai Theme (Dub)
中近東風のリフと、たたみかけるようなビートとブレイクの波が強烈にピークを演出するが、CDはここでおしまい。続きはパーティ現場に足を運んでください!
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