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LYRICS BORN |
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東京生まれ、本名トム・シムラ。カリフォルニア州バークレーで少年時代を過ごす。
1990年、デイビスの近くのカリフォルニア大で、DJシャドウ、チーフ・エクセル&ギャブ(ブラッカリシャス)、ラティーフ・ザ・トゥルース・スピーカーと出会い、Soulsides(後のQuannumProjects)を結成。DJ シャドウの『Entropy』と両A面の12インチ、『Send Them』をエイジア・ボーン名義でリリースする。当時のSoulsidesの"Do It Yourself"の精神は、この後西海岸のアーティストへ大きな影響力をもって受け継がれ、HieroglyphicsやStones Throwといったクルー/レーベルが姿を現すこととなる。
リリックス・ボーンとラティーフのアルバム、『LATYRX THE ALBUM』が第一弾アルバムとしてリリースされ、3万枚以上のセールスを記録。カリフォルニアのみならず、ヨーロッパでも大きな評判となる。
その後、SoulsidesはQuannum Projectsと名前を変え、レーベルのコンピレーションである『SPECTRUM』をリリース。リリックス・ボーンによる監修のもと制作されたこのコンピレーションは、10万枚の売り上げを記録。中でも、リリックス・ボーンとドイツのグループ"ポエツ・オブ・リズム"による『I Changed My Mind』はスマッシュ・ヒットとなり、数十万枚のセールスとなった。
そして、2003年、長らく待たれた初のソロアルバム、『Later That Day...』をリリース。Quannumクルーは勿論のこと、カット・ケミスト、そして、トミー・ゲレロが参加したこのアルバムは、長いキャリアを総括するにふさわしい一大傑作となった。トミー・ゲレロとの親交は深く、同年リリースされたトミーのアルバム『Soul Food Taqueria』に参加。ジャンルを超えたこの2人の交流は、当時大きな話題となる。
この『Later That Day...』を基盤に、数々のリミックスと新録を集めた形で、2005年のQuannumのスタートを切るアルバム『Same !#@$ , Different Day』が登場。豪華布陣を従えて、リリックス・ボーンは新しい境地を開拓すべく前進し続ける。 |
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