LAのオルタナティブ・ラップ・クアルテット、ファーサイドのメンバーとして活動を始め、
1992年のデビュー盤“Bizarre Ride 「 The Pharcyde”で100万枚のヒットを記録するなど、
その才能を次第に開花させ、90年代のヒップホップ全盛期を支えた一人である。95年の脱退後も
“What’s Up Fatlip”はじめシングル・ヒットを放ち、リュダクリスのビデオ“Get Back”にカメオ登場するなど注目されてきた。
また、西海岸のヒップホップ・シーンに新たな風穴を開けることとなった、初のソロ・アルバム
『The Loneliest Punk』は、Rolling Stone誌やEntertainment Weekly他で取り上げられ、リスナーだけでなく、
評論家の間でも注目され、高い評価を得ている。FATLIPが持つ独特のファニーなライミングとファンキーなフロウは、唯一無二の存在感を
放っており、古き良きヒップ・ホップを継承しているレジェンドの一人である。 |